先日、長男の5歳の誕生日だった。
もし生きていたら、長男はどんな5歳の男の子になっていたんだろう?
次男を妊娠中に、性別が男の子だと分かった時、次男は長男の生まれ変わりなのかなぁ!?って思った。すごく嬉しかった。
長男は次男に似ているのかなぁ?
でも、長男は長男!!
次男は次男!!
長男を亡くした悲しみはもちろんあった。でも、お腹の中で亡くなってしまうかもと言われている中で、自分から産まれたいと思って普通に陣痛が来て、生きて産まれてきてくれた長男を誇りに思えた。
私は他人と比べて、他人をいつも羨ましいと思っているような人間だった。
でも、長男が産まれてきてくれた事で、当たり前の事がどれだけ幸せな事なのかと気づかせてもらった。
まだまだ、羨ましいと思う事もあるし、うまくいかなくて凹む事も、イライラ子供達に怒ってしまう事もあるけど、以前よりう~んと幸せを感じられるようになった。
少しは母親らしくもなれたかなぁ!?旦那にはぜんぜん変わってないって言われるけど、少しだけ前向きにもなれた。
何より、妊娠して、無事に出産出来る事が当たり前ではない事、生きているってホントに、ホントに奇跡なんだと思うと、生きている事がどれだけ素晴らしいことなんだろうって思えた。
いろんな事を気づかせてくれた長男くん。
ホントに産まれてきてくれてありがとう。
お誕生日おめでとう!!
ホントに元気に産んであげられなくてごめんなさい。
でも、お父さん、お母さん、お姉ちゃんそしてあなたの弟の心の中には、長男くんがずっといるからね。